金属部品に樹脂を巻く「インサート成形」と呼ばれるものを主としています。
『より良い物を』との想いで、一つの不良も見逃さずに潰し込んでいく。
そんな活動を通じて、お客様に『安心』と『感動』を提供する事こそ、生産課としてのプライドであり、使命であると考えています。
同業他社が敬遠しがちなインサート成形に特化した生産を行っています。
通常、成形するには厳しいとされる薄肉の製品でも、千代田化工のノウハウで可能とします。
樹脂成形だけではなく、カシメ機などを使用した組付けの生産も行っています。
異業種にも積極的に挑戦し、取り組んでいます。
製品の不具合が発生した後では遅い。
未然に防ぐ事が私たちの責任です。
ここで培った知識が私たちの財産となり、会社の価値に繋がると自負しています。
出来高改善・段取り工数改善はもちろんの事、日々起こる問題点を全員で打上げ、全員で改善を進めるべく、活動を実施しています。
管理課は生産課で造られた製品の、品質を確認し保証しています。
工程内での変化点等も細かくチェックし、品質の安定を図り、『ダントツ品質』を実現する活動をしています。
また、『ジャストインタイム』でお客様へ納入する為、生産の進捗状況も管理しています。
社内資格を持った検査員が、初期管理・変化点管理・異常品管理等を必要とする製品の、集中検査を実施しています。
ノギスやハイトゲージはもちろんの事、三次元測定機を必要とする、寸法精度の高い製品の測定にも対応しています。
朝礼をここで行い、その日の生産計画や、段取り替えのタイミング等を、全員で確認し意志の疎通をはかっています。
また、変化点が発生した場合も、管理ボードに記入し全員が把握出来るようにしています。
千代田化工株式会社はプラスチック成形企業としては少数派の1日ロット生産方式を採用しています。
これは会社の健全経営を行う為に、ムダな資産を増やさない。
お客様の要望に合った、多品種少量納入を実現する為に採用を実施しています。
日々緊張感を持った生産方式が社内のムダを発見しそれを改善することでさらなる進歩を掴みとれるという考えです。
得意先様より注文と同時に注文数に必要な芯金が入荷します。
芯金が適正在庫である事と先入れ先出しがしやすい様にストアーにて保管します。
生産時間を30分間で区分けを行い30分間の生産に必要な分だけを成形オペレーターへ供給を行います。
翌日の出荷数に必要な分だけを生産。
汎用設備の為、必要数分が生産できたら次の生産品目へ段取替えを実施します。
30分間で生産出来た製品を集荷して次工程へ。
品質が安定していない製品、新人オペレータの製品は集中検査工程へ流し重点ポイントを再確認します。
30分間に1回集荷してきた製品と集中検査を通った製品を出荷パレットに乗せ出荷を待ちます。
注文を受け受注後2日目には得意先様へ納入いたします。